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気づいたことがある

裏切られた。

正確には、裏切られた、気がした。

僕が見ていた景色と、みんなが見ていた景色はどうやらかなり違ったかもしれなくて、みんなのあの笑顔だって、喜びようだって、悲しみようだって、全て嘘かもしれなかった。

それは当然のことなんだけれど、全然そんなこと考えもしてなかった。

だから、一つ、なにか一つを否定されてしまったら、それはガラガラと全て崩れてしまった。

あの時みんなも同じ気持ちで、同じ顔をしていたという出来事は、なかったのかもしれない。

そういう「裏切り」に似た感情。

それを受け入れるのか。

「そっか、そういうものなのか」と、受け入れることは、割と容易いように思える。でも、そんなことをしたら、自分は今と違う人間になってしまうくらいの恐怖を感じる。

どうして他人が、簡単に人の悪口を言えるのかがわかった。

そうやって「受け入れて」きたからだ。誰も最初はそんなこと簡単には言えなかったはずだ。でも、誰かが言うのを見て、裏切られショックを受けて、でも「そういうものっしょ」と世界に見せつけられ...

受け入れた時、それは自分のものにもなる。

「そういうものっしょ」と、平気で出来るようになる。

それは、、本当に、つらい現実だ。簡単には、誰のことも責めることができないように感じる。

だってそれは、裏切られた結果だから。

世界に裏切られた、どんな形であれ、信じてたものを目の前でさも当然のように破り捨てられた、結果であるから。

少なくとも、僕は、ショックだった。