acomagu's diary

思ったことを書きます。技術的なことは書きません。

「イケている技術」について

syfm.hatenablog.com

自分の中でもものすごく「イケている」という言葉を使って技術の話をする人の信頼度が低く感じられて、どうしてかなって考えたとき

「イケている」という言葉がそもそも曖昧すぎてはっきりしないことが原因かなと思い当たった。

自分が「この技術イケてるよね」と言われたときに補完できそうな意味を羅列すると

  • 新しい技術を使っていて「イケている」
  • 動作が速くて「イケている」
  • 設計/構成が「イケている」
  • コードが美しくて「イケている」
  • ミニマリズムで「イケている」
  • 便利/なんでも入りだから「イケている」
  • プロダクト/ビジネス的に目新しくて「イケている」

とかまあ色々思いつく。「そんなの『イケている』に限った話じゃないじゃん」と言われればまあ確かにそうだし、ちゃんと「これは設計がイケてるよね〜」とか言ってもらえれば全然共感の余地はあるのだけれど、

問題は、こと「イケている」に限ってはみんな自分のコンテキストでさらっと使ってしまう点にあると思う。つまりビジネス寄りの人はビジネス視点から「この技術(アイディアが)イケてるよね〜」と言ってしまうし、Unix哲学が大好きな人は「この技術(ミニマリズムで)イケてるよね〜」と言ってしまうのだ。みんな「イケている」言いたすぎてカッコの中を省略しちゃう *1

そんなわけで、こと「イケている」には元記事さんと同じように良い印象がない。「イケている」は用法用量をしっかり守って使用しましょう。

*1:なぜか? 自分は「イケてるよね〜」と言っておけば相手がとりあえず「イケてるイケてる!」と同調しやすいからだと勝手に推測している。もちろんそういうのが大切な場合もあるだろう / Twitter とかだとそもそも色々と省略する文化だったりするので、その関係もあるかも。